こんにちは、荻野です。
今回は、イラストレーター上で不透明マスクが完全に透明にならない!という疑問を解決しました(CS2使ってます)。
普段、クリッピングマスクではなくこの不透明マスクを使っていて(不透明マスク:マスク側オブジェクトの明度でマスクがかかる)、黒にしても100%隠れない、ということがありました。
後になって、やっぱりちょっとフェードかけたいとなった時に、全て不透明マスクにしたほうが楽なんです。
これなんでかなーと思っていたのですが、みなさんわかりますか??
(ヒント:印刷物を扱ったことがあればわかるかもしれません)
答えは、カラーモードによる色の差、です。
CMYKのK100%とRGBのオールゼロは、違う黒、なんです。
知っているひとからすれば、馬鹿か!というところですが、
不透明マスクで必要な “明度” を調整するには、カラーパレットをグレースケールにしておいたほうが楽ですよね。ただ、このグレースケールはCMYKのKだけ取り出したものなので、(ここ重要)書類のカラーモードがRGBの場合、グレースケールで調整した後、カラーパレットをRGBにしておかないと、思った通りのマスクがかからない、と。
これ気づくまで、不透明マスクかけた後に不透明度を90%ぐらいにするというなんともめんどくさいことをしてました…。
そもそも、グラデーションの色選びがちょっと不便!じゃないですか??